濡れ手に『あわ』
今月のお料理教室は体調を崩している方の
お休みが多いようです。
皆さん、お大事になさってくださいね。
これからの時期は身体も冬支度です。
夏の疲れや身体に残っている熱をすっかり取って、
寒い冬に備えましょう!
今月の教室ではタブレをご紹介しました。
タブレというとクスクスを使った東地中海のレバノンの
パセリをたくさん使ったサラダ料理です。
これを『もちあわ』と『もちきび』で作りました。
私の味付けはいたってシンプル。
レモン・オリーブオイル・アンチョビ・塩です。
野菜はとトマトと、キュウリ、セロリ、マッシュルーム、紫玉ねぎ。
そしてもちろん、イタリアンパセリをたっぷりと。
ポイントは味をしっかりとつけた野菜のみじん切りと
茹でた『あわ』と『きび』を層にして重ね、、
オリーブオイルをふりかけて少し冷蔵庫でやすませること。
美味しいタブレが出来上がります。
『あわ』は鉄とビタミンB1が多く含まれ、
また、パントテン酸の含有量は雑穀の中で一番です。
パントテン酸は肌の改善に良いとされ、日焼けなどにお勧め。
美肌に効く(!?)と言われ、我が家の娘たちは
すっかり『あわ』の大ファン。
「濡れ手に粟」という言葉をご存じでしょうか?
苦労せずに大きな利益を生むこと。
美味しく食べて美肌効果の『あわ』をどうぞ。