雑穀産地視察研修会2014 その1
この週末は雑穀産地研修会で岡山→香川→愛媛に行ってまいりました。
私にとっては初めての地です。
出発日の金曜日の朝に軽い捻挫とぎっくり腰に見舞われ、
消炎剤と鎮痛剤を飲みながらの二日間でしたが
素晴らしい研修会で本当に無理して参加してよかった!
参加者の方々との交流も楽しく、
そして学ばせていただくことも多く有意義な時間でした。
きれいな麦畑でしょう。
まずはこの景色に感動。
この畑はもち麦の”ダイシチモチ”です。
もち性のはだか麦で穂が紫色になる品種です。
機能性のあるβグルカンを多く含みます。
私のお教室でも何度か使っているので生徒さんたちはお馴染みですね。
今回は、この「ダイシチモチ」アサヒグループホールディングスさんの
岡山の契約圃場と乾燥調整施設を見学させて頂きました。
生産者さんのお話を直接伺えたことは
私にとってはとても重要なことでした。
雑穀の講座、料理教室でも生かしていきたいと思います。
また、香川の「農研機構 近畿中国四国農業センター 四国センター」で
大麦の研究圃場見学、大麦育種の研究についての話などを伺いました。
何度も何度も研究を重ね、品種を改良していく様は
本当に大変な作業だとあらためて感じました。
ますます”麦”の一粒一粒を大切にしたいと思います。
生産者さんや研究者の方々のご苦労の積み重ねの中で
収穫した”大麦”です。
私は、この”大麦”を楽しく、美味しく調理するレシピを
皆さんの食卓に届けたいと思います。
私にとっては本当に実となる研修旅行でした。
”大麦”の話し、これからも楽しみにしていてくださいね。