黒米と異常気象
日本雑穀協会認定 雑穀クリエイター田中雅子です。
今年は異常気象の影響で農家のみなさまにとっても大変な一年だったと思います。
先日、北海道から九州まで雑穀の生産に携わる方々、
農家の方にお話を伺う機会がありました。
毎年、例年通りの収穫量・品質を維持していくことは大変なことです。
特に今年のような異常気象の中では尚更です。
今年は夜間の温度が高かったことによって
黒米などの有色米の色付きがあまり良くなかったのだそうです。
確かに私が手にした黒米は例年とは違ってました。
出穂してから寒暖差が大きいほど色がはっきりと出るのだそうですが
東北や北海道でさえも夜間の気温が下がらなかったことが
原因のひとつと考えられます。
そんな中でも様々な工夫と思索によって
優秀な技術を構築していこうと努力なさっている生産者の方の現状を知ることも大切なことと感じました。
そして私たち一人一人が地球環境を
知り、
考えて、
”農業の可能性”を広げていくことも大切だと思います。